第25回アジア国際美術展 -2010年 モンゴル大会報告-

(2010年9月15日〜10月21日)
主催:モンゴル国立現代美術館
共催:アジア美術家連盟各国・地域委員会 パトロン:モンゴル教育文化科学省

左上:モンゴル委員会アディヤバザン代表 右上:モンゴル首相代理挨拶 左下:モンゴル教育文化科学大臣挨拶 右下:宇田川代表挨拶第 25回アジア国際美術展はモンゴル、日本、韓国、マレーシア、シンガポール、フィリッピン、中国、台湾、香港、タイ、オーストラリアの11ヶ国・地域の美 術家185人が出品し、モンゴル国ウランバートル市のモンゴル国立現代美術館において2010年9月15日から10月21日迄開催されました。オープニン グ行事はモンゴル国立現代美術館において11月15日から17日まで行われ、国立美術館関係者、モンゴル出品者に加え、約100名の外国人出品者、関係者 が参加し、友好を深めることができました。
 日本委員会からは12名の出品者と関係者(宇田川宣人、尾花剛、尾花洋子、堀尾紀之、白井紘子、見崎 泰中、馬場一郎、松浦弘子、有田暢夫、塚本洋守、デールスティール、重松淳子)が参加し、充実した文化芸術交流を果たしてまいりました。特に、展覧会は美 術館の展示スペースと輸送コストの問題で各国ともに30号から100号の小・中作品が多く、近年の大作やインスタレーション、ビデオなどの迫力のある華々 しい展示から比較するとこじんまりとした印象でしたが、それぞれの作家の本領が発揮されていて、作家の個性をじっくり味わうことのできる、秀作国際展であ ると評価できると思います。特にモンゴルの作品は、非常に熱っぽく、この国際展にかける作家の意気込みが伝わってきました。
 img04今 回の展覧会は、モンゴル国を挙げての国際文化行事のためか、開・閉会式典、歓迎会、送別会の歌舞や草原でのバーベキューパーティ、連日のテレビや新聞など のマスメディアの取材・報道など、大変ゴージャスな雰囲気の中でオープニング行事が繰り広げられました。また、開会式においてアジア美術家連盟を代表して 日本委員会の宇田川が挨拶する機会を得て、モンゴル首相代理や教育文化科学大臣、文化、芸術関係者、外国人参加出席者を前にアジア国際美術展の設立経緯や 実績について、また、モンゴル大会の意義などについて述べ、お祝と御礼の言葉といたしまし
た。また、一方では常連出品国のインドネシアなど国交関係や輸送の問題で出品できなかった委員会もあり、改めて民間の国際交流の限界と難しさを感じることになりました。
  代表者協議会は、モンゴル的悠久とした時間の過ごし方で会議開始が夜の9時過ぎにずれ込んでしまいましたが、次回は韓国のソウル市のハンガラムアートセン ターで開催することが紹介され、またタイが開催に向けて努力している旨述べられて、タイの動向を見守ることになりました。会議はウォッカとワインを飲みな がら、ゆったりとした穏やかな雰囲気のなかで進行し、今後もアジア美術家連盟はアジア美術家の温かい交流を通して、清新にして豊かなアジア現代美術の創造 をはかりたいと決意し、深夜12時過ぎに終了いたしました。
 展覧会開催にあたり、大変お世話になりましたアディヤバザーモンゴル委員会代表(モンゴル国立美術館館長)と美術館スタッフ、モンゴル首相代理、教育文化科学大臣、また、親身になってお世話いただきましたモンゴル委員会の皆様に心から感謝申し上げます。

 左:日本委員会メンバー(モンゴル国立現代美術館)中央:会場風景 右:BBQパーティ

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