第26回アジア国際美術展 2011年 韓国大会報告

ソウル―ハンガラムアートセンター・全北道立美術館(2011年9月14日〜9月21日・9月30日〜10月23日)
主催:アジア美術家連盟 韓国委員会
共催:アジア美術家連盟各国・地域委員会 パトロン:新韓銀行

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  第26回アジア国際美術展は日本、韓国、モンゴル、マレーシア、シンガポール、インドネシア、フィリッピン、ベトナム、中国、台湾、香港、マカオ、タイの 12ヶ国・地域の美術家290人が出品し、ソウルのハンガラムアートセンターにおいて2011年9月14日から9月21日迄と全北道立美術館において9月 30日から10月23日迄開催されました。 オープニング行事はハンガラムアートセンターとソウル教育文化会館において9月14日から16日まで行われ、 美術館関係者、韓国出品者に加え、約120名の外国人出品者、関係者も参加し、友好を深めることができました。
 日本委員会からは、30作家30 点を出品し、21名の作家と同伴者(宇田川宣人、尾花剛、堀尾紀之、堀尾邦子、光行洋子、春口光義、春口栄美子、見崎泰中、白井紘子、馬場一郎、松浦弘 子、松浦満、有田暢夫、大川眞子、重松淳子、塚本洋守、川野裕一郎、黄禧晶、デールスティール、秋山ゆかり、渡邉須美子)が参加し、充実した文化芸術交流 を果たしてまいりました。
imgs02  今回の韓国大会のテーマは「Glocalization of Asian Art and Culture」でしたが、各国共にテーマに沿って地域性を考慮しつつ、地球的視野に立ち、清新にして豊かなアジア現代美術を目指す姿勢を明確に見て取る ことができました。特に韓国は地元と云うこともあり、欧米現代美術のミニマリズムから今日の表現への流れを吸みながら、そこに韓国の風土の反映を試みた 150号代の大作を出品し、迫力ある展示となっていました。日本委員会は作品の内容やレベルの高い、100号代の絵画と彫刻、ビデオアートを出品し、バラ エティのある緊張した展示空間を構成できたと考えています。
 アートフォーラムではアジアの芸術と文化のグローカリゼーションについて、韓国、香 港、インドネシア、タイなどから発表がありました。今回は質疑応答や議論することなく、新しい考え方についての提案と報告だけに留まりましたが、有意義な アートフォーラムだったと思いました。
 今回の代表者協議会は韓国委員会代表のリュウ・フィヨン氏が館長を務めるソウル市美術館で開催されたソウ ル、金沢、バンコン、ジャカルタの若手現代美術家の国際展のオープニングセレモニーに出席後、その美術館の会議室で1 2 ヶ国地域が参加し行われました。タイ委員会代表が2012年9月頃にバンコクにおいて、現在建築中のAjadam New Contemporary Art Centerにおいて「The Sprit of Inkgrdy Land」をテーマに開催したい旨提案があり了承されました。また台湾委員会から2 0 1 4 年の開催に向けて検討に入る旨の提案があり、歓迎されました。
 今回、旅行スーツケースとそのカバーに各国の画家が絵を描くパフォーマンスがあ り、大半の開会式出席者が挑戦し、出席者や見学者を喜ばせましたが、提供者のサムソナイト社は、海外から参加した約120人の各国委員会会員に新品のサム ソナイトの旅行スーツケースをプレゼントしました。
 展覧会開催にあたり、大変お世話になりましたリュウ・フィヨン韓国委員会代表、クォン・スンヒョン大韓民国芸術院会長、ハン・トンウ新韓銀行グループ会長、また親身になってお世話いただきました
韓国委員会の皆様に心から感謝申しげます。

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